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【DIC】債券新規:A,据置:A/安定的,J 1 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 17d0285

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17- D- 0285 201 7 年 7 月 5 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

DIC 株式会社

(証券コード:4631)

【新規】

債券格付 A

【据置】

長期発行体格付 A

格付の見通し 安定的

債券格付 A

発行登録債予備格付 A

国内CP格付 J−1

■ 格付事由

(1) 印刷インキの世界トップメーカー。インキの原料などに使用される有機顔料でも世界トップであるほか、

インキ事業で培った技術を生かし、樹脂や電子材料などでもスペシャリティ性の高い製品を数多く有して

いる。主力のインキ事業では、子会社サンケミカル社を中心とした欧米地域が売上の過半を占める。 17

年 1 月、電子部品向けのインキに強みを有する太陽ホールディングスと資本業務提携し、同社を持分法適

用会社化(17 年 2 月)した。これにより、エレクトロニクス分野の製品開発を強化していく方針である。

(2) 収益基盤は着実に強化されてきている。欧米や日本では出版向けのインキ需要の拡大は見込みにくいが、

大手インキメーカーの寡占度は高く供給構造は安定している。これら先進国地域では事業合理化が進展し、

インキ事業の収益性改善が進んでいる。一方、インキ以外の事業では高付加価値製品が伸長し、会社全体

の収益拡大をけん引している。収益源多角化の取り組みを継続しており、当面の業績も堅調に推移しよう。

足元では投資を積極化させているが、現状程度の財務状況は維持可能とみられる。以上を踏まえ、格付を

据え置き、見通しを安定的とした。

(3) 17/ 12 期営業利益の会社計画は580 億円(前期比 7.0%増)と 2期連続で最高益更新を見込む。広範な地

域でのパッケージ向けインキの需要取り込みや、機能性顔料や液晶など高機能材料の拡販が収益拡大に寄

与する見通し。欧米での出版・新聞インキの生産集約や拠点の統廃合は今期中に目処がつく予定であり、

収益の安定性も高まってこよう。ただ、一部の新興国地域では成長鈍化や為替変動の影響を受けており、

その影響には留意していく。中長期的な収益成長を見据えると成長戦略の加速が課題であり、太陽ホール

ディングスとのシナジーなどに注目していく。

(4) 財務状況は安定している。ここ数年、財務改善を強く意識した経営を行い有利子負債の削減を進めてきた。

この結果、D/ E レシオは 15/ 12 期末に1 倍を下回り、16/ 12 期末には0. 87 倍まで改善が進んだ。中期経

営計画(16/ 12∼18/ 12 期)ではM&Aなどの戦略的投資枠を設けており、今後、有利子負債が増加に転じ

ることも想定される。もっとも、成長投資と財務健全性とのバランスを意識した経営方針は維持されてお

り、財務構成が大きく悪化する懸念は小さいと J C R では考えている。

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■ 格付対象

発行体:DIC 株式会社

【新規】

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 41 回無担保社債(社債間限定同 順位特約付)

100 億円 2017 年 7 月 12 日 2022 年 7 月 12 日 0. 150% A

【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 A 安定的

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 36 回無担保社債(社債間限定同 順位特約付)

100 億円 2015 年 2 月 4 日 2022 年 2 月 4 日 0. 53% A 第 37 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

100 億円 2015 年 9 月 18 日 2025 年 9 月 18 日 1. 00% A 第 38 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

50 億円 2016 年 7 月 12 日 2036 年 7 月 11 日 0. 95% A 第 39 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

50 億円 2016 年 9 月 15 日 2026 年 9 月 15 日 0. 36% A 第 40 回無担保社債(社債間限定同

順位特約付)

100 億円 2017 年 4 月 21 日 2027 年 4 月 21 日 0. 415% A

対象 発行予定額 発行予定期間 予備格付

発行登録債 1, 000 億円 2017 年 4 月 12 日から 2 年間 A

対象 発行限度額 格付

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http://www.jcr.co.jp/

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:第 41 回無担保社債 2017 年 7 月 5 日

上記以外 2017 年 7 月 3 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:窪田 幹也

主任格付アナリスト:藤田 剛志

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の

種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「化学」(2012 年 3 月 26 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) DIC株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

・ 格付関係者が提供した格付対象の商品内容に関する書類

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■用語解説

予備格付:予備格付とは、格付対象の重要な発行条件が確定していない段階で予備的な評価として付与する格付です。発行条件が確定した場合には 当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス

に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

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